ステラC2000Sを2年使ってからインプレ!買い?ストップ?

リール

世界最高峰リールであるステラ。釣り人であれば誰しも1度は手にしてみたいと思ったことがあるのではないでしょうか?

しかし高すぎる。下位~中級クラスのリールの進化が目覚ましい現代において、高いお金を出してステラを買う必要があるのかと悩んでいる方も多いと思います。

今回は記事前半でステラのインプレ、記事後半でテクノロジーやスペックのお話をしますので、ぜひ参考にしてください。

 

 

 

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18ステラのインプレ

今回対象となるサイズはC2000Sです。約2年間アジングメインのライトゲームで使用しました。

巻いていたラインは141シンカーアジング0.2号とPE0.4号です。

 

ステラの質感

最高です。ボディ・ローターからハンドル・ドラグノブに至るまで金属であしらわれた高級感と所有感。

持っているだけでワクワクするようなこの感覚は他のリールではありませんでした。

因みに、ボディ・ローターからハンドル・ドラグノブに至るまで金属で出来た汎用スピニングリールはステラのみです。

 

ステラの巻き心地

巻いているときの気持ち良さは間違いなく最高レベルです。ノイズなし、ガタツキなしでしっとりとシルキー。

一切のシャラ感もないカッチリとしたヌメヌメの巻き心地は、フルメタルボディとメタルローターであるからこそ。「ずっと巻いていたい」そう思わせてくれる巻き心地です。

他のリールなんか一切寄せ付けない極上の巻き心地はステラ以外では絶対に味わえません。

 

ステラのパワー

ライトゲームメインでの使用だったのでパワーと言う面に関しては底が見えないというのが正直なところです。

少なくともPE0.4号でドラグをガチガチにした程度ではビクともしません。

C2000Sという小型番手でありながら、磯で尺オーバーのメバルを掛けても、ヒラスズキを掛けても悠々と巻き上げることが出来ました。

ボディ・ローターともに剛性が高いのでちょっと想定外の魚が掛かったぐらいでは撓むこともありません。

 

ステラの飛距離

最近のシマノのリールはロングストロークスプール搭載が当たり前になってきているので、敢えて言う事ではないかもしれませんが良く飛びますね。

シマノからは4%UPという発表ですが、もっと飛んでいるように感じます。ロングストロークスプール非搭載のリールと比べると明らかに違います。

具体例を出すと、夜の常夜灯下のアジングで、頑張って投げて明暗まで飛ばしていたのが、軽く投げるだけで届くようになりました。

この事からも飛距離が上がっているのは明らかですね。明暗と言うはっきりとしたラインがあったので体感しやすかったです。

 

ステラのレスポンス

レスポンスは良くないですね。しっとりシルキーな巻き心地を追い求めた弊害です。

シルキーな巻き心地を出すにはローターにある程度の重量が必要なのですが、そのローターの重量が重ければ重いほどレスポンスは悪くなります。

このレスポンスの悪さはアジングでは致命的。他のところがどれだけ良くても、レスポンスが悪いという1点の短所だけでアジングでは使いたくないというのが正直なところです。

ヴァンキッシュを購入してからはアジングでステラはあまり使っていません。

 

ステラのドラグ性能

もちろん満足のいくドラグ性能なのですが、他のリールと比べて特別優れているとは感じません。

ローターがたわまないことによるドラグの安定感はライトゲーム程度でははっきりしません。

ヒラスズキにダッシュされたときにも何の不安もありませんでしたが、それがステラだったからだとは断言できないのが正直なところです。

 

ステラの耐久性

2年間、水洗いとオイルメンテのみで使いました。

オーバーホールが面倒だったので引っ張りましたが、1年3か月目あたりで僅かなシャリ感が出るようになりました。

とは言え普通の方では気付くこともないレベルの小さなものです。ヴァンキッシュやツインパワーの新品よりも小さな小さな違和感ですから。

つい先日、全解体してみたところグリスが飛んでいるところは見受けられましたが、ギアの消耗は見られませんでした。ステラのギアには特殊バリアコートが掛かっているので耐久性が高いのでしょう。

グリスが飛びやすいマイクロモジュールギアである以上、「永遠に変わらない巻き心地」とはいきませんが、釣行後のメンテナンスをきちんとしていれば2年は大丈夫ですね。

※使用頻度と使い方にもよります。

 

 

ラインローラーは回らない

Xプロテクトが搭載され非常に防水性能が高いラインローラーですが、回転が悪く、軽量ジグヘッドやスプーンなど、抵抗が少ないルアー使用時は全くと言っていい程回転しません。

酷い糸撚れに繋がり、トラブルが起こりやすくなる他、巻き重りや飛距離の低下、ラインの寿命が短くなることにも繋がるので、ライトゲームやトラウトなどで使われる方は社外品に交換することをおすすめします。



おすすめはIOSファクトリーのインパクト
回転が非常に良いので、トラブル防止や感度UPに繋がります。ただし防水性能は純正品に比べて大きく劣るので、こまめなメンテナンスとベアリング交換が必要になります。ベアリングはIOSファクトリー製やシマノ純正などの高級品を使う必要性はありません。ミネベア製やNSK製の300円ほどのベアリングでも十分回ります。

ステラを総合的に見て

長所も短所もひっくるめて総合的に見て、ステラは最高のリールだと思います。

あらゆる面で最高レベルの性能を持つうえに、持つ者の所有感まで満たしてくれるリールは他にはないでしょう。

 

 

ステラは買い?買いじゃない?

魚を釣るために必要な性能を求めるならステラは買わない方が良いです。それならツインパワーで事足ります。

巻き心地や質感はステラが遥かに上ですが、魚を釣るために必要な性能面では差はほとんどありません。

そしてレスポンス重視の釣りではヴァンキッシュの方が遥かに使いやすいです。

ステラが持つ高級感やステラを持つことによるワクワク感を求めるなら買いです。この感覚だけはステラ以外のリールでは味わえません。

「ステラに何を求めるか?」買う前によく考えてみてください。

 

 

ステラを最大限活かすために

ステラを最大限生かすためにはどんな釣りに使うのかが重要になってきます。

例えば、レスポンスを最重要視するフォールメインのアジングなどではステラの良さが全く発揮されません。(それでもそこそこ使えますが)

ステラはリールを巻き続ける釣りや巻き上げパワーを重要視する釣りでこそ最大限活きます。

ここまで言えばステラを買おうか悩むぐらいの方ならもう分かりますよね?自分のスタイルに合うのかどうか、よく考えてみてください。

 

 

ヴァンキッシュのインプレはコチラ

 

 

ステラのスペックや搭載されているテクノロジー

ここからはメーカーサイトやカタログで分かることの解説になります。

 

ラインナップ

1000SSSPG・1000SSSDH:アジング専用と言っても過言ではないモデルです。

C2000S・C2000SHG:ライトソルトやトラウトなど幅広く使えるモデルです。

C2500SHG・C2500SXG:ライトソルトの一部やブラックバスなどに向いたモデルです。

2500S・2500SHG:エギングやブラックバス、アジ・メバルのフロートやライトロックに向いたモデルです。

C3000SDH・C3000SDHHG:エギング専用と言っても過言ではないモデルです。

C3000・C3000MHG・C3000XG:フロート、エギング、シーバス、SLSJ、ロックフィッシュなど様々な釣りに使える汎用性の高いモデルです。

3000MHG:ハードロック・シーバス・フラットフィッシュなどの釣りを楽に楽しみたいときに使いたいモデルです。

4000:シーバス・フラットフィッシュ・SLJ・ライトジギング・ハードロックなどに向いたモデルです。

4000MHG・4000XG・C5000HG・C5000XG:フラットフィッシュ・ライトショアジギング・ヒラスズキ・ハードロック・ライトショアキャスティングなどに向いたモデルです。

 

全部で19種とかなり豊富なラインナップです。

 

フィーチャー

HAGANEギア

(画像はストラディックのドライブギアです)

金属の塊を約200トンの圧力でプレスして切削なしに仕上げられたギアです。切削しないことでギアの表面に一切傷が入らないため非常に滑らかかつ強いギアになります。

素材は超々ジュラルミン。ステラのギアのみ特殊バリアコートが施されています。

 

マイクロモジュールギアⅡ

(画像はヴァンキッシュのギアです)

非常に細やかなギア。これにより非常に滑らかな巻き心地となります。

 

Xシップ

ギアの大型化、配置の見直し、ピニオンギアのベアリングによる2点サポート。

 

HAGANEボディ

高い剛性を持つ金属ボディ。ステラのボディはマグネシウム製。

 

Xプロテクト

(画像はストラディックです)

回転の軽さを損ねないように、非接触式構造となった防水機能。撥水処理とラビリンス構造の複合により、非常に高い防水性能を誇ります。

少々の水没なら内部に水が入りません。(実証済み)

 

サイレントドライブ

部品間の隙間を可能な限り排除しガタを抑えます。ピニオンギア下側やドライブギア右側、ウォームシャフト下側にウェーブワッシャーを入れることで隙間をなくしています。

 

Gフリーボディ

スプールをオシレートさせるための部品(摺動子ガイド、ウォームシャフト、クロスギアなど)をリールフット側に配置することによって重心を手元に近づけた構造の事です。

 

AR-Cスプール

トラブルなく飛距離を伸ばすことに成功したシマノが誇る高性能スプール。

 

ロングストロークスプール

スプールの糸巻き部の幅を長くすることによって飛距離の向上を実現したスプール。

 

リジッドサポートドラグ

メインシャフトとスプール内部にベアリングを配置することでスプールを安定させ、かつ滑らかに滑り出すようにしているシステムです。

 

S A-RB

錆を寄せ付けないベアリングA-RBにシールドを被せたベアリングのことです。

 

ワンピースベール

繫ぎ目のない一体形成にすることでラインローラーにラインが自動的に収まるよう設計されたベールのことです。

 

低摩擦ローラークラッチ

ピニオンギアを抑え逆転を防止するローラークラッチを低摩擦にすることで、より軽い回転が実現されました。

 

金属ローター

高剛性でたわまないローターであることで、高負荷時でも安定して巻き上げられます。

適度な慣性を備えていることで、楽に巻き続けられるうえにしっとりとしたシルキーな巻き心地となります。

 

DLCラインローラー

DLC(ダイヤモンドライクカーボン)を施したラインローラー。摩擦を軽減しラインの消耗を抑えます。

汎用スピニングリールでDLCラインローラーが搭載されているのはステラのみです。

 

コイルドウェーブスプリング

高負荷時でもドラグの微調整を可能にするドラグノブ内部に仕込まれたバネです。

 

 

最後に

ステラは魚を釣るという事だけで言えば必要ないリールです。

しかし持った者にしか分からない楽しさを与えてくれることも事実です。

ステラを持つと普段の釣りがもっと楽しくなりますよ!

 

 

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