アジングにおすすめのマグナムクラフトのブランクをご紹介!

アジング

安価で高品質のブランクを販売しているマグナムクラフト。

多数のブランクを販売しており、アジングに使えるブランクだけでもかなりの種類があります。

しかしその数の多さ故、あまり情報が出回っていないブランクも多く、選びづらい部分もあるのではないでしょうか?

そこで今回は、僕が使ったブランク限定にはなりますがアジングにおすすめのマグナムクラフトのブランクを紹介します!

 

 

 

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マグナムクラフトのブランクの特徴

  • 軽い
  • 高弾性でもしっかり曲がる

 

この2点です。

 

軽い

他メーカーの同パワークラスのブランクと比べて軽いです。

軽いことが全てではありませんが、軽いに越したことはありません。

 

高弾性でもしっかり曲がる

これがマグナムクラフトのブランクの最大の特徴。

高弾性のロッドはパリパリで曲がらないロッドが多いです。

高弾性でパリパリのロッドは、軽量で感度が良いので魚を掛けるまでは良いのですが、魚が掛かった後は仕事をしません。なのでラインに負荷が掛かりやすいうえに、魚が暴れるのでラインブレイクが起こりやすく、不意の大物に対応できるパワーもありません。使い方を間違えれば一発で折れるのも難点です。

 

マグナムクラフトのブランクは高弾性でもパリパリではなく、負荷が掛かるとしっかりと曲がりこみます。高弾性高感度のロッドが、魚が掛かった瞬間から粘り強い曲がるロッドに変わります。

負荷が掛かるにつれ徐々に曲がりこんでいくので、ラインに瞬間的な負荷が掛かりづらくブレイクの可能性が下がります。AJX5917が1lbラインでバットまで曲がりこんだのには驚きました。

よく曲がり、戻ろうとする力も強いので魚を浮かせる力が強く、また魚が暴れにくいです。

 

ロッドを上手く使えば1lbラインでドラグを出さずに尺アジを獲ることも可能です。

 

 

アジングロッド作製に使用したマグナムクラフトのブランク

これまでアジングロッドに使用してきたマグナムクラフトのブランクは以下の通りです

  • AJX5917 (ライトゲームX)
  • LG5919 (ライトゲームLG)※廃版
  • Sm8325 (サクラマススペシャル8325)
  • R9026 (ランカーリミテッド9026)
  • RX5933 (ライトゲームRX)
  • R8326 (ランカースペシャル8326)
  • X5915 (ライトゲームX)

 

複数本使ったブランクもありますし、#1のみ使用したブランクもあります。

 

 

アジングロッド用のブランクを選ぶときに見るべきポイント

ブランクを選ぶ際に見るべきポイントがあるので解説します。

 

カーボン

アジングロッドを選ぶ際は、基本的にはオール40トンカーボンのブランクを選びます。

軽量であることと反響感度が良いことが理由です。

マグナムクラフトのブランクには様々な種類があり、30トンカーボンと40トンカーボンのコンポジットのブランクや35トンカーボンと40トンカーボンのコンポジットのブランク、オール40トンカーボンのブランクなどがあります。

マグナムクラフトのブログで見ることができますので、購入前には必ずチェックしましょう。

 

ルアーウエイト

マグナムクラフトのブランクは型番にルアーのMAXウエイトが記されています。

例:AJX5917・・・この場合、AJXシリーズ・5フィート9インチ・ルアーMAX17gという事を意味します。最初のアルファベットがシリーズ名、真ん中の数字2つが長さ、最後の数字2つがMAXルアーウエイトです。

アジングロッドにMAXルアーウエイト17gは強すぎると思うかもしれませんが、これをカーボンソリッドティップやチタンティップを使って調整するのがロッドビルドです。

ブランクはティップを繋いだり、ガイドを付けたりした途端に豹変するので、何本も作って色々試してみてください。

 

テーパー

ここでいうテーパーとは、ティップの径とバットの径の差のことです。

この差が大きくなればなるほど、反響感度が高まりますがハリが強くなります。

ベリーでテンションの変化を取るようなスロースタイルの釣りでは、テーパーがキツいロッドでは合わないこともあるので、色々試してみてください。

 

※ロッドの特性は設計次第でかなり変わるという事をお忘れなく。

 

 

ジグ単アジングにおすすめ

アジングロッドを作ると言えばチタンティップですが、カーボンソリッドも面白いですよ。

今回おすすめするのは

  • AJX5917
  • RX5933
  • X5915

の3本です。

 

AJX5917

アジング用のブランクと言えばコレ!というほどの定番のブランクです。

細身でシャープ、そして非常に軽量です。

 

持てばピンピンのファーストテーパーのように思えますが、負荷が掛かるとびっくりするぐらい曲がりこみ、反発力で魚を浮かせてくれます。バットパワーは強いです。

 

軽量ジグヘッドを使用し、テンションの変化を感じて魚を獲っていくようなスローな釣りが得意です。

 

重いチタンティップを繋ぐと、人によってはハリが足りないと感じるかもしれません。

カーボンソリッドを繋ぐとシャキッとしたシャープな仕上がりになります。

 

ベリーの反発力をうまく引き出せると飛距離が出ます。

短くしすぎるとダルさが際立ってしまうので5フィート5インチ以上で使う事をおすすめします。

 

このブランクで4本作製しました。使用したティップはサバロオリジナルチタンが2本、イシグロオリジナルチタンが1本、デジーノAJ180XXUL+RSが1本です。

サバロオリジナルチタンは非常に細身なので、ベンティングカーブは汚くなりますが、テンションの変化は最も感じやすいです。

イシグロオリジナルチタンはベンティングカーブは綺麗に出ますが、重いので人によってはハリが足りないと感じるでしょう。しかし3本の中で最も飛距離が出せます。

AJ180XXUL+RSは少し細すぎるような印象です。もう少し太いティップの方が相性が良いと思います。

どのティップを使うにせよ、快適なのは1.3gまでだと思います。

 

 

RX5933

RXシリーズの中で最軽量です。

マグナムクラフトの1ピースブランクの中では最もティップが細いです。

バットがある程度太いので、ティップが細くバットが太い、テーパーがキツいブランクになります。

テーパーのキツいブランクなので反響感度が高いです。

 

ハリが強いので、重いチタンティップを繋いでもブレません。

イシグロオリジナルのチタンティップと相性が良いです。

チタンティップを繋ぐと、軽量ジグヘッドから重いジグヘッド、プラグ、ジグまで幅広く扱えるロッドになります。

 

2gのジグヘッドでも負けずに操作できます。

 

PEラインとの相性が良く、エステルラインとは別格の反響感度になります。

ジグ単で大型のアジを狙いたいときには非常に良いブランクです。

 

X5915

オール40トンブランクでは最もライトなブランクです。

エクストラファーストテーパーではなく、ファーストテーパーです。

チタンティップを繋ぐとかなりダレますが、好きな人には堪らないでしょう。(僕は大好きです)

 

豆アジでもしっかり曲がりますが、尺サバを抜き上げられるパワーもあります。

本気で曲げればかなりのパワーを発揮すると思われますが、パワーを出すためには、アングラー側でそれなりの操作をする必要があります。

 

極細のソリッドティップを繋ぐのに向いているでしょう。

スローな釣りに特化したブランクなので、快適に使えるのは1gまでだと思います。

 

 

 

キャロアジングにおすすめ

Sm8325

これでも強すぎるぐらいですが、これよりライトな高弾性ブランクはありません。

したがって、マグナムクラフトのブランクでキャロ用ロッドを作るならSm8325になると思います。

1ピースのライトブランクをカーボンパイプで延長するという手もアリだとは思いますが、あまり長さが出せません。

 

レギュラーファーストテーパーなので、重いチタンティップを繋ぐとかなりブレますが、カーボンソリッドティップならいい感じに仕上げられます。

両方試しましたが、実践は全てカーボンソリッドティップです。チタンティップはテストだけして終わりました。

ソリッドティップの先径は0.9㎜か1㎜のモノがおすすめです。

 

僕は先径1㎜のソリッドティップを削って使っていますが、無風であればPE0.4号で1gのジグヘッドの操作ができます。MAXウエイトは16g程度で、快適なのは12gまでです。

シンキングPEを使えば、軽量ジグヘッドの扱いは楽になりますが、快適に扱えるウエイトの上限が7gにまで下がります。

 

魚が掛かってからのパワーは非常に強く、磯で29㎝のメバルをゴリ巻きで引き剥がして抜き上げたり、40㎝のシーバスを抜き上げたりしました。

36㎝のアジは余裕で水上スキーです。

 

上手く仕上げることができれば、パワーと繊細さを兼ね備えた最強のキャロ用ロッドが出来上がります。

 

 

その他アジングロッドに使用したブランク

  • LG5919
  • R9026
  • R8626

 

LG5919

カーボンソリッドティップを繋いだ状態でも非常にマイルドで、かなり僕好みだったのですが廃版になってしまいました。

 

R9026

ロングソリッドティップを繋いでみました。

ティップがかなりマイルドに仕上がり、軽量ジグヘッドが使いやすいですが、全体の設計がダメで今は殆ど使っていません。(それでも市販の3万円クラス以上の性能はありますが)

ブランク自体は硬すぎないので、ショートソリッドティップを繋ぐと良い感じに仕上がると思いますが、重いチタンティップを繋ぐとベリーが負けると思います。

 

R8326

イシグロオリジナルチタンティップ、極薄カーボンパイプ、チタンアーバーなどを使い、本気で作りましたが、ティップが硬すぎて使い物になりませんでした。

1.5g以上をメインに使うならアリだと思います。

 

 

アジングブランクはマグナムクラフト!

数多くの種類があるマグナムクラフトのライトゲームブランク。きっと自分に合うブランクが見つかります!

 

 

今回紹介したブランク

 

 

 

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